吉川千晴

■研究分野■
ハーク、現代認識論、ニュー・プラグマティズム

■履歴■
2010年4月 京都大学文学部 入学
2014年3月 京都大学文学部 卒業
2018年4月 京都大学大学院文学研究科哲学専修 入学

■自己紹介■
卒業論文ではリチャード・ローティについて書きました。ローティの基礎付け主義批判には同意する立場です。しかし、クーンの共約不可能性を取り上げ、文化や学問分野によって世界の描き方が異なってくるという点で、自文化中心主義だという弁明をもってしても相対主義だという批判は逃れられないのではないかと考えます。また、ローティは認識論から解釈学への転換を提案しましたが、多文化の中で成り立つような認識論の可能性は残っていると思います。
そこで、修士課程では、客観性あるいは間主観性を求めるニュー・プラグマティズムの認識論や真理観を学んでいます。特に、スーザン・ハークの基礎付け整合主義(foundherentism)について研究しています。
また、社会認識論や、認識的不正義(epistemic injustice)の問題にも興味があります。

■業績■
卒業論文:「ローティによる認識論批判と会話の継続」
口頭発表(査読あり):
Yoshikawa, Chiharu (2018) ‘Is Haack’s foundherentism a foundationalism?’, 4th Conferences on Contemporary Philosophy in East Asia, National Chengchi University.
口頭発表(査読なし):
吉川千晴・山森真衣子 (2018)「タルスキの真理定義——ルブフ・ワルシャワ学派の遺産——」第29回東方キリスト教圏研究会、京都大学。