栗原正明

■研究分野■
カント、認識論、概念主義論争
■履歴■
2019年4月 京都大学文学部 入学
2023年3月 京都大学文学部 卒業
2023年4月 京都大学大学院文学研究科 思想文化学専攻 哲学専修 入学
■自己紹介■
18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カントの認識論を研究しています。着目したのは、カントの哲学体系を足下で支える「直観と概念」あるいは「受容性と自発性」という二元論が、見かけほど静的な協働関係にない、という点です。カントの論理学思想と、現代知覚論を発端とする概念主義論争を補助線に用いながら、『純粋理性批判』の整合的読解を試みています。
■業績■
卒業論文「カントの概念論」
口頭発表「汎通的規定と概念主義」日本カント協会第48回大会2023年11月(群馬大学)